厳父(読み)ゲンプ

精選版 日本国語大辞典 「厳父」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぷ【厳父】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きびしい父。厳君。
    1. [初出の実例]「偏に其縁坐に編まれ、厳父国香が舎宅は皆悉く殄(ほろ)び滅しぬ」(出典将門記(940頃か))
    2. [その他の文献]〔宋史‐司馬光伝〕
  3. 他人の父に対する敬称
    1. [初出の実例]「将に厳父(ゲンプ)の私有たる某州の居に到んとするの途上」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「厳父」の読み・字形・画数・意味

【厳父】げんぷ

父。

字通「厳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む