デジタル大辞泉 「叔」の意味・読み・例文・類語 しゅく【叔】[漢字項目] [常用漢字] [音]シュク(呉)(漢)1 父・母の年下のきょうだい。「叔父・叔母」2 兄弟の序列で三番目。「伯仲叔季」[名のり]はじめ・よし[難読]叔父おじ・叔母おば 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「叔」の意味・読み・例文・類語 しゅく【叔】 〘 名詞 〙① 父母の弟妹。おじ。おば。② 兄弟中の第三番目に当たるもの。すなわち、伯・仲に次ぐもの。③ 夫(おっと)の弟。〔十巻本和名抄(934頃)〕 〔爾雅‐釈親〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「叔」の読み・字形・画数・意味 叔常用漢字 8画 [字音] シュク[字訓] しろい・わかい[説文解字] [金文] [字形] 会意(しゆく)+(又)(ゆう)。は鉞頭の形。上は鉞(まさかり)の刀と部、下はその刃光の放射する形。金文に「叔金」「叔(しゆくふつ)」の語があり、白色に光る銀や錫、また素をいう。〔説文〕三下に「拾ふなり」と訓し、「汝南にて(いも)を收むるを名づけて叔と爲す」とするが、それは方言音にすぎない。拾の義や、また伯叔の意に用いるのは、声の仮借である。[訓義]1. しろい。鉞(まさかり)の刃部の光る形、をもつ形。かがやく。2. 拾と声が近く、ひろう。3. 少と声が近く、わかい、年がわかい、年下、年少。4. 俶・淑と通じ、よい。5. と通じ、まめ、まめを拾う。[古辞書の訓]〔字鏡集〕叔 サダム・イツ・ヨシ[語系]叔sjiukは爍・鑠sjikと声義近く、金属色の白くかがやく意がある。また少sjiと通じて若少・年少の意に用い、拾zjipと通じて拾う意とするが、これらはみな声を以て通用するもので、字の本義ではない。[熟語]叔翁▶・叔季▶・叔舅▶・叔世▶・叔祖▶・叔代▶・叔婆▶・叔伯▶・叔父▶・叔妹▶・叔葉▶[下接語]仲叔・伯叔 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報