デジタル大辞泉 「取り肴」の意味・読み・例文・類語 とり‐ざかな【取り×肴】 1 一つの器に盛って出し、各自が分けて取る酒の肴。2 日本料理で、最後の中酒ちゅうしゅ膳に出す肴。特に珍品などを用いる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「取り肴」の意味・読み・例文・類語 とり‐ざかな【取肴】 〘 名詞 〙 正式の日本料理の饗膳のとき、三度目に出す酒に添えてすすめる酒の肴。主人自身が漁猟したものや遠来の珍品などの心尽しの物を主人が取ってすすめるところからこの名がある。転じて酒の肴をもいう。[初出の実例]「とり肴で酒飲たし者をぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「取り肴」の解説 とりざかな【取り肴】 ①一つの器に盛って出し、めいめいが取って分ける酒の肴(さかな)。 ②正式の日本料理で、最後(3度目)に酒を出すときに出す肴。珍品などを盛り、主人自ら取り分けて客にすすめる。そのあとは茶菓になる。 出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報