デジタル大辞泉 「取出す」の意味・読み・例文・類語 とり‐だ・す【取(り)出す】 [動サ五(四)]1 中から取って、外へ出す。「かばんからノートを―・す」2 多くの中から選び出す。「秀句を―・す」[類語]抜き出す・抜き取る・抜く・引き抜く 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「取出す」の意味・読み・例文・類語 とり‐だ・す【取出】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 取って出す。あるものの中から取って、外に出す。選び出す。とりいだす。[初出の実例]「請伴に師曠 恵子をとりたすぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)一)② 芸娼妓などの身請けをする。請け出す。[初出の実例]「傘(からかさ)の与右門といふ太鞁持までも。ひとつに成、はや取出す談合つのりて」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)四)取出すの補助注記よみの明らかでない例は「とりいだす」と読むことも考えられる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例