受動喫煙の健康影響

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受動喫煙の健康影響

たばこの煙にはニコチンタール、一酸化炭素などの有害物質のほか約70種類もの発がん性物質が含まれる。周りの人が吸い込む副流煙にもこうした物質が含まれ、受動喫煙成人肺がんのほか心筋梗塞や脳卒中、子どもで小児ぜんそく乳幼児突然死症候群のリスクが高まる。政府は2020年施行の改正健康増進法で受動喫煙対策を強化。学校や病院、行政機関は原則敷地内禁煙に、飲食店などは原則屋内禁煙としたが、既存の小規模店など喫煙可能な店も多く、対策が不十分との指摘がある。

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