受動喫煙の健康影響

共同通信ニュース用語解説 「受動喫煙の健康影響」の解説

受動喫煙の健康影響

たばこの煙にはニコチンタール、一酸化炭素などの有害物質のほか約70種類もの発がん性物質が含まれる。周りの人が吸い込む副流煙にもこうした物質が含まれ、受動喫煙成人肺がんのほか心筋梗塞や脳卒中、子どもで小児ぜんそく乳幼児突然死症候群のリスクが高まる。政府は2020年施行の改正健康増進法で受動喫煙対策を強化。学校や病院、行政機関は原則敷地内禁煙に、飲食店などは原則屋内禁煙としたが、既存の小規模店など喫煙可能な店も多く、対策が不十分との指摘がある。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android