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受精卵診断 じゅせいらんしんだん Preimplantation Genetic Diagnosis (PGD)

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知恵蔵2015の解説

受精卵診断

母親から採った卵子と精子を体外で受精させ、細胞が4〜8個に分裂した段階で、そのうちの1〜2個の細胞を取り出して遺伝子や染色体の異常を調べる診断方法。2006年2月、日本産婦人科学会理事会で、習慣流産を防ぐための受精卵診断を一部認める方針を決めた。同学会が認めた対象は、流産を2回以上繰り返し、染色体の転座が原因であることが確実な夫婦とされている。受精卵診断については、1998年に重い遺伝病に限り、個別に審査して認めるとの学会指針を定めており、今回、習慣流産が加えられた。ただ、これに対しては倫理的な批判もある。また、受精卵診断を実施するに当たって、臨床遺伝学に精通した者(臨床遺伝専門医など)による子の予後などを含めた遺伝カウンセリングが実施される必要があるとしている。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

受精卵診断

体外受精させた受精卵が4~8個の細胞に分裂した段階で、遺伝子や染色体を調べ、異常のない受精卵を子宮に戻す技術。「着床前診断」とも呼ばれる。羊水中の胎児の細胞などを調べる出生前診断と違い、妊娠前に調べられる。日本産科婦人科学会は対象を重い遺伝病や染色体異常が原因の習慣流産などに限っている。

(2012-07-11 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

じゅせいらん‐しんだん【受精卵診断】

着床前(ちゃくしょうぜん)診断

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