くち‐だし【口出】
- 〘 名詞 〙
- ① 言いはじめること。しゃべりはじめること。
- ② 他人の話に、横から割り込んで言うこと。差し出口。容喙(ようかい)。
- [初出の実例]「留めが久しぶりで口出(クチダ)ししをった」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
- ③ 自分の意見を述べること。
- [初出の実例]「政治に容啄(クチダ)しする者は矢張士族に限ってゐた」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉代議士)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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