口木(読み)クチキ

大辞林 第三版の解説

くちき【口木】

ばい」に同じ。 「 -を銜くくみて城を穿うがちて/日本書紀 天武上訓

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

くち‐き【口木】

〘名〙
① 軍団が敵陣に近づいたとき、人の会話や馬のいななきを防ぐため、口に含んだ箸(はし)状の木。枚(ばい)
※書紀(720)天武元年七月(北野本訓)「梅(クチキ)(くく)むて城(き)を穿ちて、劇(あわて)て営の中に入る」
② 江戸時代、年貢の口米に準じ、営業用の白木や薪の生産者に課した三パーセント内外の付加税。
※飛州地方御尋答書(1727)「一白木類新木呂よりも御口木何程宛」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

人望

信頼できる人物として、人々から慕い仰がれること。「人望を集める」「人望を失う」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android