日本歴史地名大系 「口赤花村」の解説
口赤花村
くちあかばなむら
赤花村は文禄四年(一五九五)に出石城(現出石町)城主小出吉政(のち出石藩主)の所領となる。寛文六年小出吉重が父吉英の遺領を継いで出石藩主となった際、弟英本に二千石を分知、このとき赤花村は当村と中赤花村に分れ、中赤花村は旗本小出英本(倉見小出家)領となり、当村はそのまま出石藩領として残った。元禄九年(一六九六)出石藩小出家は無嗣絶家となり、同藩領はいったん収公されたが、翌一〇年松平(藤井)忠周が武蔵国
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報