精選版 日本国語大辞典 「古帖佐」の意味・読み・例文・類語 こ‐ぢょうさ‥デフサ【古帖佐】 〘 名詞 〙 薩摩焼の初期の陶器。文祿の役(一五九二‐九三)に、薩摩藩主島津義弘が朝鮮から陶工金海(星山仲次)らをつれてきて、大隅国(鹿児島県)姶良(あいら)郡帖佐郷で作らせた。作品には朝鮮的な味わいの濃いものがあり、茶器にすぐれる。俗に古薩摩といわれているものには帖佐の作品が多い。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例