古木鉄太郎(読み)コキ テツタロウ

20世紀日本人名事典 「古木鉄太郎」の解説

古木 鉄太郎
コキ テツタロウ

昭和期の小説家



生年
明治32(1899)年7月13日

没年
昭和29(1954)年3月2日

出生地
鹿児島県

別名
別名=古木 鉄也

学歴〔年〕
川内中卒

経歴
大正10年上京して改造社に入社し、昭和3年退社して作家生活に。著書に「子の死と別れた妻」「紅いノート」「折舟」「大正の作家」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古木鉄太郎」の解説

古木鉄太郎 こき-てつたろう

1899-1954 昭和時代の小説家。
明治32年7月13日生まれ。佐藤春夫義弟。昭和3年改造社の編集者をやめ,創作専念。「子の死と別れた妻」など私小説風の作品をかく。14年上林暁(かんばやし-あかつき)との共著「現代作家印象記」をあらわした。昭和29年3月2日死去。54歳。鹿児島県出身。別名に鉄也。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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