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古河善兵衛 ふるかわ ぜんべえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

古河善兵衛 ふるかわ-ぜんべえ

1576-1637 織豊-江戸時代前期の武士,治水家。
天正(てんしょう)4年生まれ。小笠原重成の子。出羽(でわ)米沢藩(山形県)藩士。寛永元年福島奉行兼郡代となる。新田開発のため,桑折(こおり)の郷士佐藤新右衛門を添役として陸奥(むつ)伊達郡(福島県)の西根堰(にしねぜき)を開削した。寛永14年急死。自殺したとも,新右衛門とあらそい相打ちになったともいわれる。62歳。信濃(しなの)(長野県)出身。名は重吉(しげよし)。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

古河善兵衛

没年:寛永14(1637)
生年:天正4(1576)
江戸前期の米沢藩士。寛永1(1624)年,福島奉行兼郡代となる。このころ藩財政の窮乏を救うため,新田開発は大きな課題であった。信夫・伊達郡(福島県)下では,元和年間(1615~24)から西根下堰の開削工事が始まっていたが,これだけでは用水が不足するので,古河は普請奉行として上堰の開削に着手,10年がかりで延長約30kmの堰を完成,約660haを灌漑した。藩主に阿武隈川の舟運利用を進言し,氾濫を防ぐ土木工事を行うなど,地域の開発に努めた。62歳で急死した。死因には諸説がある。

(丸井佳寿子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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