古田良一(読み)フルタ リョウイチ

20世紀日本人名事典 「古田良一」の解説

古田 良一
フルタ リョウイチ

大正・昭和期の国史学者 東北大学名誉教授。



生年
明治26(1893)年11月7日

没年
昭和42(1967)年7月12日

出生地
愛知県愛知郡熱田町(現・名古屋市)

学歴〔年〕
京都帝国大学文科大学史学科〔大正7年〕卒

学位〔年〕
文学博士(京都大学)〔昭和22年〕

経歴
神戸市史編纂員、東北大教授、東北学院大教授等を歴任。この間、昭和23年東北史学会創設。「宮城県史」「仙台市史」などの編纂にも従事主著に「概観日本通史」「国史七論」「日本海運史概説」「東廻海運及び西廻海運研究」「河村瑞賢」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古田良一」の解説

古田良一 ふるた-りょういち

1893-1967 大正-昭和時代の日本史学者。
明治26年11月7日生まれ。内田銀蔵にまなぶ。神戸市史編纂(へんさん)員から東北帝大にうつり,昭和4年教授。東北史学会を創立し,「宮城県史」「仙台市史」などを編集した。昭和42年7月12日死去。73歳。愛知県出身。京都帝大卒。著作に「東廻海運及び西廻海運の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android