古駅(読み)コエキ

デジタル大辞泉 「古駅」の意味・読み・例文・類語

こ‐えき【古駅/故駅】

昔の街道筋にあった宿場。ふるくからの宿駅
「―蕭々たる面影を残す小田原の街を過ぎて」〈荷風地獄の花〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古駅」の意味・読み・例文・類語

こ‐えき【古駅・故駅】

  1. 〘 名詞 〙 昔の街道筋にあった宿場。古くからの宿駅。
    1. [初出の実例]「古駅三両家猫児妻を呼妻来らす」(出典:俳諧・夜半楽(1777)春風馬堤曲)
    2. [その他の文献]〔陸游‐古駅詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「古駅」の読み・字形・画数・意味

【古駅】こえき

昔の宿場。

字通「古」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android