デジタル大辞泉 「只者」の意味・読み・例文・類語 ただ‐もの【×只者/▽徒者】 普通の人。尋常の人。なみの人。多く打消しの語を伴って用いる。「あの不敵な面構えは―ではない」[類語]常人・凡人・凡夫・凡骨・凡才・凡手 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「只者」の意味・読み・例文・類語 ただ‐もの【只者・只物】 〘 名詞 〙① 世間なみの人。ふつうの人。凡人。多く打消の表現を伴って、特異なこと、すぐれていることをいうのに用いる。[初出の実例]「よろしき者にやあらむとこそ思ひつれ、更にこれはただ物にはあらず」(出典:落窪物語(10C後)一)② ( 只物 ) ふつうの物。なみの品。ありふれた品物。[初出の実例]「但此甲非二只物紫檀一。凡此琵琶〈略〉未曾有物也」(出典:禁秘鈔(1221)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例