凡才(読み)ボンサイ

精選版 日本国語大辞典 「凡才」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐さい【凡才】

  1. 〘 名詞 〙 平凡な才能。とりたててすぐれたところのない才能。また、その人。凡材
    1. [初出の実例]「一人の天才が生れる為に、百の凡才が苦しむ事が必要だ」(出典:無名作家の日記(1918)〈菊池寛〉)
    2. [その他の文献]〔楊巨源‐酬崔駙馬恵箋百張兼胎四韻詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凡才」の読み・字形・画数・意味

【凡才】ぼんさい

凡庸の才。〔三国志、呉、魯粛伝に引く江表伝〕(周瑜の上表)瑜、才を以て、昔討殊特のを受け、委するに腹心を以てせらる。

字通「凡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android