常人(読み)ジョウジン

デジタル大辞泉 「常人」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じん〔ジヤウ‐〕【常人】

才能考え方などが普通の人。並みの人。じょうにん。「常人には理解し難い」
[類語]只者凡人凡夫凡骨凡才凡手

じょう‐にん〔ジヤウ‐〕【常人】

じょうじん(常人)

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精選版 日本国語大辞典 「常人」の意味・読み・例文・類語

つね‐びと【常人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「つねひと」 ) 世間一般の人。ふつうの人。ただびと。じょうじん。じょうにん。
    1. [初出の実例]「都禰比等(ツネヒト)の恋ふと言ふよりは余りにて我は死ぬべくなりにたらずや」(出典万葉集(8C後)一八・四〇八〇)
    2. 「言語(ものごし)応対は常人(ツネヒト)に同じく」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉六)

じょう‐じんジャウ‥【常人】

  1. 〘 名詞 〙 特別の身分地位を有する人に対して、普通一般の人。また、普通の才能や精神状態にある人。なみの人。じょうにん。
    1. [初出の実例]「常人熟得新者畏、徃歳遄停今年遅」(出典:経国集(827)一一・奉和鞦韆篇〈滋野貞主〉)
    2. 「其頃はわけて常人の漫りに横文字取扱ふ事は遠慮せし事なり」(出典:蘭東事始(1815)上)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐斉策・王建〕

じょう‐にんジャウ‥【常人】

  1. 〘 名詞 〙じょうじん(常人)
    1. [初出の実例]「法律設は本常人(ジャウニン)(〈注〉ツネテイ)の為なり。豈一概なるべけんや」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一)

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普及版 字通 「常人」の読み・字形・画数・意味

【常人】じようじん

常の人。

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