デジタル大辞泉 「常人」の意味・読み・例文・類語 じょう‐じん〔ジヤウ‐〕【常人】 才能や考え方などが普通の人。並みの人。じょうにん。「常人には理解し難い」[類語]只者・凡人・凡夫・凡骨・凡才・凡手 じょう‐にん〔ジヤウ‐〕【常人】 ⇒じょうじん(常人) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「常人」の意味・読み・例文・類語 つね‐びと【常人】 〘 名詞 〙 ( 古くは「つねひと」 ) 世間一般の人。ふつうの人。ただびと。じょうじん。じょうにん。[初出の実例]「都禰比等(ツネヒト)の恋ふと言ふよりは余りにて我は死ぬべくなりにたらずや」(出典:万葉集(8C後)一八・四〇八〇)「言語(ものごし)応対は常人(ツネヒト)に同じく」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉六) じょう‐じんジャウ‥【常人】 〘 名詞 〙 特別の身分・地位を有する人に対して、普通一般の人。また、普通の才能や精神状態にある人。なみの人。じょうにん。[初出の実例]「常人熟得新者畏、徃歳遄停今年遅」(出典:経国集(827)一一・奉和鞦韆篇〈滋野貞主〉)「其頃はわけて常人の漫りに横文字取扱ふ事は遠慮せし事なり」(出典:蘭東事始(1815)上)[その他の文献]〔戦国策‐斉策・王建〕 じょう‐にんジャウ‥【常人】 〘 名詞 〙 =じょうじん(常人)[初出の実例]「法律設は本常人(ジャウニン)(〈注〉ツネテイ)の為なり。豈一概なるべけんや」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例