凡手(読み)ボンシュ

精選版 日本国語大辞典 「凡手」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐しゅ【凡手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 煩悩にとらわれて苦しみ迷っている人々の手。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 平凡な腕前。また、その人。
    1. [初出の実例]「吾父も此庭を改めんとて園師を呼びたるに、渠は〈略〉石樹の布置の巧妙なるに驚きて、凡手の改むる所に非ることを告げたりしぞとよ」(出典:帰省(1890)〈宮崎湖処子〉四)
  4. 囲碁、将棋などで、平凡な、つまらない手。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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