只野幸雄(読み)タダノ ユキオ

20世紀日本人名事典 「只野幸雄」の解説

只野 幸雄
タダノ ユキオ

昭和・平成期の歌人 「短歌公論」編集長。



生年
明治44(1911)年1月5日

没年
平成9(1997)年2月16日

出生地
兵庫県神戸市

学歴〔年〕
関西学院大学英文科〔昭和10年〕卒

主な受賞名〔年〕
新歌人会賞〔昭和31年〕「不信の時」,柴舟会賞〔昭和54年〕「闘花」,日本歌人クラブ賞(第29回)〔平成4年〕「黄楊の花」

経歴
公務員、教員歴任。昭和7年「ポトナム」入会。21年「古今創刊に参加、福田栄一師事。34年「ポトナム」に復帰。43年歌壇新聞「短歌公論」を創刊、編集発行。同人誌「渾」にも所属。歌集に「不信の時」「漆黒」「闘花」、評論に「阿部静枝論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「只野幸雄」の解説

只野幸雄 ただの-ゆきお

1911-1997 昭和-平成時代の歌人。
明治44年1月5日生まれ。昭和7年「ポトナム」に入会,21年から福田栄一に師事する。43年歌壇新聞「短歌公論」を創刊。平成4年「黄楊の花」で日本歌人クラブ賞。平成9年2月16日死去。86歳。兵庫県出身。関西学院大卒。歌集に「不信の時」「闘花」,評論に「阿部静枝論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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