台船(読み)ダイセン

デジタル大辞泉 「台船」の意味・読み・例文・類語

だい‐せん【台船】

海上作業用の箱船推進力はなく、クレーン発電機などの土台としたり、重量物の運搬に使用したりする。

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精選版 日本国語大辞典 「台船」の意味・読み・例文・類語

だい‐せん【台船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大敷網などの台網漁業で、網の台、すなわち最後の魚取部正面で魚を取る船。
  3. ボートで、艇庫から艇を出し入れするときに用いる箱型の浮き船水面が上下する場所や、人の乗り降りにも用いる。
    1. [初出の実例]「双方の艇は一緒に台船の処で順序の来るのを待ってゐた」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕)

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