台船(読み)ダイセン

精選版 日本国語大辞典 「台船」の意味・読み・例文・類語

だい‐せん【台船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 大敷網などの台網漁業で、網の台、すなわち最後の魚取部正面で魚を取る船。
  3. ボートで、艇庫から艇を出し入れするときに用いる箱型の浮き船水面が上下する場所や、人の乗り降りにも用いる。
    1. [初出の実例]「双方の艇は一緒に台船の処で順序の来るのを待ってゐた」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む