台船(読み)ダイセン

デジタル大辞泉 「台船」の意味・読み・例文・類語

だい‐せん【台船】

海上作業用の箱船推進力はなく、クレーン発電機などの土台としたり、重量物の運搬に使用したりする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「台船」の意味・読み・例文・類語

だい‐せん【台船】

〘名〙
大敷網などの台網漁業で、網の台、すなわち最後の魚取部正面で魚を取る船。
ボートで、艇庫から艇を出し入れするときに用いる箱型の浮き船。水面が上下する場所や、人の乗り降りにも用いる。
※学生時代(1918)〈久米正雄競漕双方の艇は一緒に台船の処で順序の来るのを待ってゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android