合さる(読み)アワサル

デジタル大辞泉 「合さる」の意味・読み・例文・類語

あわさ・る〔あはさる〕【合(わ)さる】

[動ラ五(四)]ぴったりと合わせた状態になる。「二枚貝殻が―・る」
[類語]合わせる合わす合併併合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「合さる」の意味・読み・例文・類語

あわさ・るあはさる【合】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( もと他動詞「あわす(合)」の受動態 ) 二つの物がぴったりくっつく。一つに重なる。いっしょになる。
    1. [初出の実例]「このふたつの作品があわさって自然主義発展の礎石をなすべきだったにもかかわらず」(出典:女房的文学論(1947)〈平野謙〉)
    2. 「原紙をはさんだ枠が紙にあわさって、一枚一枚と刷り上って行くのだった」(出典:絵本(1950)〈田宮虎彦〉)

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