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吉口伝 きつくでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

吉口伝
きつくでん

『夕郎故実』ともいう。朝廷の行事や有職故実に関する記録。1巻。吉田 (藤原) 隆長 (1277~1350) が,当時代表的な貴族として名高かった兄定房 (→吉田定房 ) から聞いた話や,その日記から抜書きしたものをまとめたもの。なお定房の日記は『吉槐記』といわれ,わずか1年分しか現存しないが,その内容は『吉口伝』によって推測することができる。柳原家に自筆本による伝写本があり,『続群書類従』には抄本のみが収められている。

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