デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉村遍宜」の解説 吉村遍宜 よしむら-へんぎ ?-1785 江戸時代中期の医師。薩摩(さつま)鹿児島藩士。京都で吉益東洞(よします-とうどう)の門にはいり,古医方をまなんだが,東洞の学説をうたがい,対立して帰郷。「人参(にんじん)説」「痘疹(とうしん)必用」をあらわし,師の説を批判した。天明5年死去。名は貞兼。別号に臨古。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例