吉浦神社(読み)よしうらじんじや

日本歴史地名大系 「吉浦神社」の解説

吉浦神社
よしうらじんじや

[現在地名]塩田町大字五町田字五町田第一

五町田ごちようだの吉浦にある至誠しせい山上に鎮座する。旧郷社。祭神蓮池はすのいけ藩祖鍋島甲斐守直澄。神苑およそ一町歩、天然の山形が美しく、老松古柏が繁茂し、参道二キロの両側に桜樹が春は花のトンネルをなしていたが、今は見る影もない。神苑内に数百株の躑躅を植え、五月上旬には見物人も多い。参道から社殿まで一九〇余段の石段があり楼門がある。

拝殿正面には至誠山吉浦大明神の額や慶応四年(一八六八)戊辰三月奉献の絵馬二幅が掲げられ、旧鍋島氏と家臣名が連署してある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む