吉田克己 よしだ-かつみ
1923- 昭和後期-平成時代の公衆衛生学者。
大正12年9月13日生まれ。昭和33年三重県立大(現三重大)教授,46-48年三重県公害センター所長を兼任。35年四日市公害の調査に着手し,大気汚染と喘息(ぜんそく)との疫学的因果関係を立証。四日市公害裁判における証言は47年の原告勝訴判決につながった。岐阜県出身。京都帝大卒。著作に「四日市公害―その教訓と21世紀への課題」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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