吉田大八(読み)よしだ だいはち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田大八」の解説

吉田大八(2) よしだ-だいはち

1963- 昭和後期-平成時代のCMディレクター,映画監督
昭和38年10月2日生まれ。昭和62年CM制作会社のティー・ワイ・オー(TYO)に入社,ディレクターとしてテレビCMをてがける。平成19年「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で映画監督デビュー,同作品はカンヌ国際映画祭批評家週間部門に招待される。25年「桐島、部活やめるってよ」で毎日映画コンクール監督賞,日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞。鹿児島県出身。早大卒。

吉田大八(1) よしだ-だいはち

1831-1868 幕末武士
天保(てんぽう)2年生まれ。出羽(でわ)天童藩(山形県)藩士。慶応4年藩兵をひきいて奥羽鎮撫(ちんぶ)総督軍の先導役をつとめた。佐幕派鶴岡藩とたたかって敗れ,天童藩が奥羽越列藩同盟に加盟するにおよび,藩命により慶応4年6月18日自刃(じじん)した。38歳。名は守隆。号は素道軒,自適。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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