吉田直蔵(読み)よしだ なおぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田直蔵」の解説

吉田直蔵 よしだ-なおぞう

1828-1888 江戸後期-明治時代の武士,柔術家。
文政11年生まれ。備前岡山藩士。父に起倒流の柔術を,兄に砲術をならう。近習(きんじゅ)役から外交方,公用人となり江戸で活躍する。元治(げんじ)元年藩がもうけた武揚館の指南役となる。維新後は東京の浅草道場をひらいた。明治21年3月死去。61歳。本姓は野田

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android