吉田藩(読み)よしだはん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

吉田藩(伊予国)
よしだはん

伊予国(愛媛県)宇和郡に置かれた宇和島藩の支藩。外様(とざま)。1657年(明暦3)伊達秀宗(だてひでむね)が五男宗純(むねずみ)に3万石を分知し、吉田に陣屋町を建設して成立した。1686年(貞享3)山田騒動を契機として、以後宗藩の干渉を受けた。享保(きょうほう)の飢饉(ききん)後財政が窮乏し、1793年(寛政5)には有名な武左衛門一揆(ぶざえもんいっき)が起こった。国産には木蝋(もくろう)、和紙、干鰯(ほしか)がある。藩学は1794年時観堂(じかんどう)として成立した。[三好昌文]
『『吉田町誌 上巻』(1976・吉田町教育委員会)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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