吉野先帝菩提碑(読み)よしのせんていぼだいひ

日本歴史地名大系 「吉野先帝菩提碑」の解説

吉野先帝菩提碑
よしのせんていぼだいひ

多福院本堂裏手左方、阿弥陀峰の直前に位置する。江戸時代の各種文献の記述中、碑銘の部分に相違があり、誤読、あるいは改刻・加刻の経過がうかがわれる。「牡鹿郡万御改書上」に「上ニワレメアリ」と記す碑石の先端部分は剥落し、梵字の上半部も欠落。現在確認される刻字

<資料は省略されています>

で、梵字の推読には「ア」および「キリーク」の二説が聞かれる。建碑者について「観蹟聞老志」は「相伝、天皇訃至于奥州、親王親臣惨憺之余所建」とする。寺伝のうち寛政一一年(一七九九)に記されたものは、建碑者を義良親王と記し、嘉永五年(一八五二)三月一六日石巻を訪れた吉田松陰も「湊有八皇子義良親王為先帝所建碑」と「東北遊日記」に記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む