同人誌(読み)ドウジンシ(その他表記)coterie magazine

図書館情報学用語辞典 第5版 「同人誌」の解説

同人誌

志を同じくする同好の人々が自らの作品の発表の場や情報交換の場とするために執筆,編集,刊行する逐次刊行物リトルマガジンと対比されることがあるが,日本固有の形態の雑誌と考えられる.同人誌の始まりを『明六雑誌』(1874-1875)とし,最初の文芸同人誌を『我楽多文庫』(1885-1889)とするのが一般的である.小説俳句短歌など文芸を中心とした同人誌は,大正末から昭和初期に最盛期を迎え,第二次大戦後にも文学賞との関連で数多く刊行されていた.現在は,コミックやゲームを題材とする二次創作の同人誌が全盛である.流通範囲が会員組織内に限定されるものが多く,書誌コントロールの対象になりにくい.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む