同家(読み)ドウケ

デジタル大辞泉 「同家」の意味・読み・例文・類語

どう‐け【同家】

同じ家筋同族
前に述べた語を受けて、その家。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同家」の意味・読み・例文・類語

どう‐け【同家】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 本家を同じにする分家同士が、互いに呼ぶ称。同じ家筋。
    1. [初出の実例]「時真令同家于正弘宿所事」(出典:東寺百合文書‐は・暦応四年(1341)四月・若狭太良荘百姓時真重申状)
  3. 同じ家。同じ一家
    1. [初出の実例]「Dôqe(ドウケ)。ヲナジ イエ〈略〉 Dôqeni(ドウケニ) スム。または、dôqe(ドウケ) スル」(出典日葡辞書(1603‐04))
  4. 前に述べたその家。
    1. [初出の実例]「仕事を大貫家から依嘱され、〈略〉今年の春、京都の同家から、〈略〉返信葉書のついた印刷の通知状を貰ったが」(出典:ある偽作家の生涯(1951)〈井上靖〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android