名誉王座(読み)メイヨオウザ

デジタル大辞泉 「名誉王座」の意味・読み・例文・類語

めいよ‐おうざ〔‐ワウザ〕【名誉王座】

囲碁で、王座タイトル規定の回数以上獲得した棋士に与えられる称号。連続10期以上タイトルを獲得した棋士は現役で、連続5期または通算10期獲得した棋士は現役で60歳以上に達したときまたは引退時に、名乗ることができる。
将棋で、王座のタイトルを通算10期、または連続5期獲得した棋士に与えられる称号。現役で満60歳に達したとき、または引退時に名乗ることができる。永世称号の一つ。
[補説]囲碁では加藤正夫[1947~2004]が平成元年(1989)に初めて資格を獲得。将棋では中原誠[1947~ ]が平成19年(2007)に初めて名乗り、羽生善治[1970~ ]が資格を獲得している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android