名護蘭(読み)ナゴラン

デジタル大辞泉 「名護蘭」の意味・読み・例文・類語

なご‐らん【名護×蘭】

ラン科の常緑多年草。暖地樹上などに着生。茎の下部から太い気根を出す。葉は長楕円形で厚く、夏、数個の香りのある白い花が咲く。名は沖縄名護岳にちなむ。

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精選版 日本国語大辞典 「名護蘭」の意味・読み・例文・類語

なご‐らん【名護蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の常緑多年草。本州中南部、四国九州、沖縄などの暖地の樹上や岩上に着生。茎は斜上し、下部から太く長い緑白色の気根を出す。葉は長楕円形で長さ八~一五センチメートル、質は厚く、表面はなめらかで主脈の部分だけがへこむ。夏、葉間から長さ五~一五センチメートルの花茎をたらし、緑白色の不整斉花を数個つける。沖縄の名護岳に生えるところからの名。《 季語・夏 》 〔俳諧・新季寄(1802)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「名護蘭」の解説

名護蘭 (ナゴラン)

学名Aerides japonica
植物。ラン科の常緑多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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