名越朝時 なごえ-ともとき
1193-1245 鎌倉時代の武将。
建久4年生まれ。北条義時の次男。北条泰時の弟。鎌倉名越の館にすみ,名越を称す。建暦(けんりゃく)2年3代将軍源実朝(さねとも)の勘気にふれ,義時に義絶されて,駿河(するが)富士郡に蟄居(ちっきょ)。翌3年和田義盛の乱のときゆるされた。承久(じょうきゅう)の乱では北陸道大将軍として朝廷軍をやぶった。嘉禎(かてい)2年評定衆。寛元3年4月6日死去。53歳。通称は次郎。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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