吐田村(読み)はんだむら

日本歴史地名大系 「吐田村」の解説

吐田村
はんだむら

[現在地名]川西町大字吐田

結崎ゆうざき北西に位置。大和川(初瀬川)佐保川の合流点付近に上吐田・北吐田、寺川が大和川に注ぐところに南吐田の垣内がある。

応永六年(一三九九)の興福寺造営段米田数帳(春日神社文書)に「吐田郷」の名がみえる。文永二年(一二六五)五月の春道姉子水田配分状(額安寺文書)に「ヒロセトノ ヰウノフミ 配分水田事 合壱段者 城下郡十条三里二十六坪」、延文二年(一三五七)一二月の僧快舜水田売券(同文書)に「在城下郡路西十条三里十五坪之内 平目田」とあるヰウ・平目田の地名は現小字ひらミタに相当する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む