吐田村(読み)はんだむら

日本歴史地名大系 「吐田村」の解説

吐田村
はんだむら

[現在地名]川西町大字吐田

結崎ゆうざき北西に位置。大和川(初瀬川)佐保川の合流点付近に上吐田・北吐田、寺川が大和川に注ぐところに南吐田の垣内がある。

応永六年(一三九九)の興福寺造営段米田数帳(春日神社文書)に「吐田郷」の名がみえる。文永二年(一二六五)五月の春道姉子水田配分状(額安寺文書)に「ヒロセトノ ヰウノフミ 配分水田事 合壱段者 城下郡十条三里二十六坪」、延文二年(一三五七)一二月の僧快舜水田売券(同文書)に「在城下郡路西十条三里十五坪之内 平目田」とあるヰウ・平目田の地名は現小字ひらミタに相当する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む