向井正綱(読み)むかい まさつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「向井正綱」の解説

向井正綱 むかい-まさつな

1557-1625 織豊-江戸時代前期の武将
弘治(こうじ)3年生まれ。向井水軍の長。武田勝頼につかえ,天正(てんしょう)8年駿河(するが)(静岡県)千本浜沖で北条水軍をやぶる。武田家滅亡で徳川家康船奉行となった。向井流泳法の祖。寛永2年3月26日死去。69歳。通称は兵庫助(頭)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の向井正綱の言及

【水泳】より

…立体を主とする。(4)向井流 江戸時代初頭の御船手奉行(おふなてぶぎよう)向井正綱を始祖とし,権威があった。明治に入って笹沼良助が笹沼流を開いた。…

※「向井正綱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む