(読み)キュウ

普及版 字通 「吸」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 6画

(旧字)
7画

(異体字)
15画

[字音] キュウ(キフ)
[字訓] すう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(及)(きゅう)。〔説文〕二上に「息を(い)るるなり」とあり、〔玉〕に「引くなり」と訓する。息を引くことを、息を吐くことを呼・という。呼吸は相対する語。もと擬声的な語であろう。字はまた翕・・歙に作る。

[訓義]
1. すう、息をすう、のむ、すいこむ。
2. 扱と通じ、とる、ひきとる。

[古辞書の訓]
名義抄 スフ・クチスフ・ナク・シフ・イルイキ・ヒク・ウゴク・ツクス

[語系]
)・歙・翕xip、呷xeapは声義近く、ともに息を吸いこむ音。呷も吸呷、吸いこむことをいう。呼・xa、・歔xia、吁xiuaは口気を出すときの語。みな擬声的な語であった。

[熟語]
吸引吸飲・吸気吸吸・吸血・吸呼・吸呷吸酸・吸収吸聚吸習吸吮吸逮吸嚊・吸風・吸民吸竜吸露
[下接語]
歌吸・吸・鯨吸・呼吸・吸・喘吸・咀吸・吐吸・吸・鼻吸

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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