デジタル大辞泉 「呉服尺」の意味・読み・例文・類語 ごふく‐じゃく【呉服尺】 江戸時代まで布を測るのに用いた物差し。曲尺かねじゃくの1尺2寸(約36.4センチ)を1尺とする。呉服物差し。呉服差し。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「呉服尺」の意味・読み・例文・類語 ごふく‐じゃく【呉服尺】 〘 名詞 〙 物差しの一つ。一尺が曲尺(かねじゃく)の一尺二寸(約三六センチメートル)にあたる長さを規準にして作ったもの。また、その長さや、それを用いた測り方。鯨尺より五分短く、呉服の裁断に用いる。明治八年(一八七五)度量衡取締条例の制定にあたって廃止された。呉服。呉服差し。呉服物差し。[初出の実例]「はは呉服尺壱尺壱寸、なかさ弐拾七尺より内之分は」(出典:梅津政景日記‐寛永四年(1627)一二月二七日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例