呉黄石(読み)くれ こうせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「呉黄石」の解説

呉黄石 くれ-こうせき

1811-1879 江戸後期-明治時代の医師。
文化8年9月生まれ。呉文聡(あやとし)・呉秀三の父。恵美三圭に漢方医学を,伊東玄朴(げんぼく),竹内玄同蘭学をまなび,江戸で開業。安政4年(1857)玄朴らと幕府種痘所の設置に参加,兵制の洋式化にもつくした。明治12年11月24日死去。69歳。安芸(あき)(広島県)出身。本姓山田。名は貞胤。号は臥熊山人,磐宮など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android