周波数制御(読み)しゅうはすうせいぎょ(英語表記)frequency control

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

周波数制御
しゅうはすうせいぎょ
frequency control

電力系統において,交流電力の周波数は 50Hzまたは 60Hzと定められているが,負荷の変化などによって発電機の回転速度が変動し,それにつれて周波数も変動する。それに対し,自動周波数制御装置などにより発電機の調速機を動作させて,周波数を一定に保つことをいう。2つの交流系を直流連系する場合,直流電力を調整して交流系の周波数変動に対応させるのをさすこともある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しゅうはすうせいぎょ【周波数制御 frequency control】

電力系統の周波数(50または60Hz)が一定に保たれるように制御すること。電力系統の周波数は発電機の回転数によって定まるので,発電機の入力と出力に不均衡が生ずると周波数が変動する。周波数変動が生ずると電気時計が狂ったり電動機の回転数変動によって工業製品の品質に影響を与えるだけでなく,電力系統にとっても電圧変動など好ましくない影響があるので,0.1~0.2Hz程度の幅を目標に一定に保つように制御する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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