周滑平(読み)す こつへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「周滑平」の解説

周滑平 す-こつへい

1773-1831 江戸時代後期の儒者
安永2年生まれ。武蔵(むさし)飯能(埼玉県)の薬種屋の主人。林国雄らとまじわり,和漢の学にすぐれる。文政2年に大窪詩仏(おおくぼ-しぶつ),大田錦城らの文人を嘲笑する「妙々奇談」を発表し,話題となる。ほかに「後夜の夢」など。天保(てんぽう)2年10月7日死去。59歳。姓は大河原。名は包章。字(あざな)は亀文(きぶん),夷彦。通称は文左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android