からだと病気のしくみ図鑑 「呼吸器の病気」の解説
呼吸器の病気
ビジュアルで見る病気⑧
気管支には平滑筋という筋肉が張り巡らされ、肺のすみずみにわたる空気の流れを調節しています。気管支の平滑筋が激しく収縮したり、粘液の分泌が高まるなどして気管支が狭くなると空気がスムーズに流れなくなり、呼吸困難をきたします。このような事態を招く代表的な病気が「気管支喘息」や「急性気管支炎」です。また、「肺炎」や「肺気腫」など、肺胞に異常がある場合も、スムーズな呼吸ができなくなります。
出典 法研「からだと病気のしくみ図鑑」からだと病気のしくみ図鑑について 情報