精選版 日本国語大辞典 「和ぐ」の意味・読み・例文・類語
な・ぐ【和・凪】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙
- [ 2 ] 〘 自動詞 ガ四段活用 〙 穏やかになる。静まる。
- [初出の実例]「身のうみの思ひなぐ間は今宵かなうらに立つ浪うち忘れつつ」(出典:平中物語(965頃)一)
- [ 3 ] 〘 自動詞 ガ下二段活用 〙 ⇒なげる(和)
和ぐの補助注記
平安時代以降は、あるいは全部四段活用化したかとも考えられるが、連用形・終止形の例は判別が困難なので上二段の箇所におさめた。
平安時代以降は、あるいは全部四段活用化したかとも考えられるが、連用形・終止形の例は判別が困難なので上二段の箇所におさめた。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...