日本歴史地名大系 「和久城跡」の解説
和久城跡
わくじようあと
南北朝期の文献にみえ、所在地は
南北朝初期、和久城に拠っていたのが誰であるか不明だが、建武四年(一三三七)一〇月日付久下重基軍忠状(久下文書)に、
とあって、足利尊氏方の仁木頼章(丹波守護)配下が和久城を攻めているので、この時は後醍醐天皇(南朝)に味方する者が居城していたことは確かであろう。同月一九日には
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
南北朝期の文献にみえ、所在地は
南北朝初期、和久城に拠っていたのが誰であるか不明だが、建武四年(一三三七)一〇月日付久下重基軍忠状(久下文書)に、
とあって、足利尊氏方の仁木頼章(丹波守護)配下が和久城を攻めているので、この時は後醍醐天皇(南朝)に味方する者が居城していたことは確かであろう。同月一九日には
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