和田草(読み)ワダソウ

デジタル大辞泉 「和田草」の意味・読み・例文・類語

わだ‐そう〔‐サウ〕【和田草】

ナデシコ科の多年草山地草原に生え、高さ8~16センチ。葉はへら形で対生し、茎の上部では十字状に並ぶ。4月ごろ、白い5弁花を1個開く。名は、長野県和田峠に多いことによる。よつばはこべ。

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精選版 日本国語大辞典 「和田草」の意味・読み・例文・類語

わだ‐そう‥サウ【和田草】

  1. 〘 名詞 〙 ナデシコ科の多年草。本州九州の山地に生える。高さ一〇~一五センチメートル。地下に紡錘状に肥厚した塊根がある。葉はへら形または卵形で対生するが、上葉の二対は密接して輪生状をなす。春、茎頂花柄を出し白い五弁花をつける。和名は、長野県の和田峠に多く生えるところからという。よつばはこべ。〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「和田草」の解説

和田草 (ワダソウ)

学名Pseudostellaria heterophylla
植物。ナデシコ科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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