唇を噛む(読み)クチビルヲカム

デジタル大辞泉 「唇を噛む」の意味・読み・例文・類語

くちびる・む

怒りやくやしさをこらえる。「いつも決勝戦で敗れ、いく度―・んだことであろうか」
[類語]悔しがる悔しい歯軋り歯噛み切歯扼腕悔し泣き悔し涙臍をかむ地団駄を踏む

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関連語 地団駄 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「唇を噛む」の意味・読み・例文・類語

くちびる【唇】 を 噛(か)

  1. くやしがるさま、また、いきどおりなどをこらえるさまを表わすことば。
    1. [初出の実例]「お種は唇を咬むで熟(じっ)と俯いてゐる」(出典多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

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