精選版 日本国語大辞典 「唐小豆」の意味・読み・例文・類語 とう‐あずきタウあづき【唐小豆】 〘 名詞 〙 マメ科のつる性常緑木本植物。アフリカ原産で、アジアやアメリカの熱帯地方に早くから伝播し帰化している。葉は偶数羽状複葉で互生、長さ六~八センチメートル、八~一五対の長楕円形の小葉からなる。秋、葉腋に総状花序を出し、淡紫色または淡黄白色の蝶形花を多数つける。莢は長楕円形で扁平、長さ三~四センチメートル。種子はアズキ大、上半部は深紅色で下半部は黒色、光沢があって美しくビーズとして装飾用とされる。また、種子は猛毒を含んでもいて、毒矢の原料ともされ、薬用ともされる。根や茎・葉は煎じて飲用とする。漢名、相思子。なんばんあずき。[初出の実例]「唐赤豆(タウアヅキ)羽がはえてや飛蛍〈信徳〉」(出典:俳諧・洛葉集(1680)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「唐小豆」の解説 唐小豆 (トウアズキ) 学名:Abrus precatorius植物。マメ科のつる性多年草,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by