問対(読み)もんたい

精選版 日本国語大辞典 「問対」の意味・読み・例文・類語

もん‐たい【問対】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 問うことと答えること。また、うけこたえ。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「その子息と問対せし事など」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一二年〕
  3. 漢文一体甲乙問答をする形式で自分の意見を述べるもの。〔文体明弁‐問対〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「問対」の読み・字形・画数・意味

【問対】もんたい

応対。〔左伝、襄十二年〕靈王、后を齊に求む。齊侯、晏桓子に問對す。~齊侯、許す。

字通「問」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android