善光院(読み)ぜんこういん

日本歴史地名大系 「善光院」の解説

善光院
ぜんこういん

[現在地名]福部村細川

細川ほそがわ集落の南東にある。無量寿山と号し、天台宗本尊阿弥陀如来縁起によれば天武天皇四年(六七五)栄照が開いたという。中世から江戸時代前期までは清泰せいたい寺と号したらしく、嘉慶二年(一三八八)但馬楞厳りようごん(現兵庫県浜坂町)の開山南溟昌運が、同寺領因幡国服部はとり庄領家職二所にしよ社内の田一町を清泰寺に寄進しており(「南溟昌運田地寄進状」天憐寺文書)、承応二年(一六五三)鋳造の旧鐘銘には「因州岩井郡細川村、寿量山清泰寺、如来御宝前」とある(善光院文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む