善道真貞(読み)よしみちの さねさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「善道真貞」の解説

善道真貞 よしみちの-さねさだ

768-845 平安時代前期の学者
神護景雲(じんごけいうん)2年生まれ。伊余(与)部家守(いよべの-いえもり)の子。明経得業生(とくごうしょう)をへて,大学博士,大学助となり,善道宿禰(すくね)(のち朝臣(あそん))の氏姓をあたえられる。天長8年「令義解(りょうのぎげ)」撰修にくわわり,承和(じょうわ)のころ東宮学士となった。大学で「公羊伝(くようでん)」を講義した。承和12年2月20日死去。78歳。

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